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5話 奴隷と魔獣の襲撃

ผู้เขียน: みみっく
last update วันที่เผยแพร่: 2026-02-26 13:56:31

 次々と数人の奴隷が連れてこられる。またしても、彼らからすがるような視線を感じた。その中には、幼いクマ耳の女の子も混ざっていた。他の女の子たちは俯き、目を合わせようとしない。怯えている感情と、俺が若すぎるため、彼らが生活に不安を感じているのが伝わってくる。そして、明らかに犯罪で奴隷にされた者が混ざっているのも感じ取れた。

 だろうな。俺の見た目が若い上、農民のような格好をしているのだから、そう思われても仕方ない。

「どうですかな? どれでもお好きな奴隷をお選びください……」

 エドウィンの言葉通り、どの奴隷も皆、可愛らしく、悪くない品に見える。しかし、連れて帰ると、この「可愛い」が問題になるのだ。確実にレイに引かれるし、文句を言われるに決まっている。

 俺はふと疑問に思ったことを口にした。

「犯罪者で、奴隷にされた者も混ざってるのか?」

 俺の問いに、エドウィンはギョッとした顔で慌てて店の者を睨みつけた。

「……どうなんだ!? 最高の品を用意しろと伝えておいたはずだが! わしに恥をかかせるつもりなのか!」

 エドウィンはまたもや怒鳴り散らしている。このままでは、いつまで経ってもここから帰してもらえそうにない雰囲気だった。仕方なく、俺は最初に連れてこられたネコ耳の少女を指差した。

「……初めの子で……頼む」

 その瞬間、隣にいたクマ耳の少女が、琥珀色の美しい瞳で俺を見つめ、小さく「わたしも……」と呟いた。そして、諦めたように俯いた。その哀しい眼差しに、俺はまた胸が締め付けられる思いがした。

「よし。そのネコ耳の少女の手続きを頼むぞ!」

 エドウィンが店の者に命じると、店の奥へと駆け入っていった。これでネコ耳の少女は決まったが、俺はもう一人、気になる存在がいた。

「なぁ……。そこのクマ耳の女の子も良いか?」

 なぜだか惹かれるものを感じ、俺は尋ねた。すると、エドウィンは快諾する。

「あ、はい。どうぞ、どうぞ!」

 エドウィンには、はした金なのだろうが……高いんだろうな。そもそも、支払ではなく……もっと別な、「見逃す代わりに、良いものを用意しておけ!」って感じがするな。だが、俺へ渡す品は違法な者は混ざっていなさそうか。もしバレた時の恐怖は二度と味わいたくないだろうしな。

 エドウィンとの話を進めていると、突然、森の奥から複数の殺気を感じ取った。この感じは……暗殺者ではなく猛獣だ。しかも、かなりの強さだが、俺が住んでいた猛獣の森と比べれば、一般的な強さに過ぎない。

 草むらから姿を現したのは、三体の猛獣だった。彼らは一斉に、最も草むらの近くにいたエドウィンを狙って襲いかかってきた。俺は迷わず収納から剣を取り出し、魔力を纏わせて領主に向けて抜剣する。護衛兵が反応するより早く、俺はエドウィンに襲い掛かろうとしている猛獣三体を切り裂いた。遅れて俺を狙って飛びかかってきた猛獣には、魔力を纏わせた拳で頭を殴りつけ、吹き飛ばした。

「お前の護衛兵、反応もできてなかったな……完全にお前、死んでたぞ?」

 俺の言葉に、エドウィンは呆然とし青褪めていた。

「……え?」

 エドウィンが恐る恐る後ろを振り向くと、そこには倒された猛獣が四体転がっていた。

「今ので、お前は死んでいたな。」

 エドウィンに呟き。

「お前らは主も守れずに死なせていたな。」

 エドウィンの護衛をする者に向かって言った。

 俺がそう言うと、周囲にいた護衛兵たちの顔つきが変わり、俺に敵意を向けてきた。当然か……。だが、世話になっているエドウィンに早々に死なれては困るしな。

「ふぅーん……俺に敵意を向けてくるのか。大した忠誠心のある護衛兵だな。大切にしろよ」

 俺が皮肉交じりにそう言うと、エドウィンは慌てた様子で護衛兵たちに向かって怒鳴った。

「貴様らに敵う相手ではないだろう! それ以前に、わしの……客人に敵意を向けるとは……失礼だぞ!! 馬鹿者めが!!」

 エドウィンは怒鳴り散らし、それから俺の方に向き直ると、俯きながら反省の言葉を述べた。

「命を助けて頂き……感謝を申し上げます。周辺の調査不足でした……」

「構わんぞ。奴らは俺に反応して、縄張りを荒らされたと思って群れで襲いかかって来たみたいだしな。遅かれ早かれ被害は出ていたかもしれんがな」

 そう言いながら、俺は敵意を向けてきた護衛兵の背後へ瞬時に回った。エドウィンは慌てたように辺りを見回し、顔色を悪くさせている。あの苦痛を味わった日に散々感じた、あの雰囲気と全く同じだったのだろう。

「ちゃんと、エドウィンを守ってやれよ……」

 俺は護衛兵の耳元で囁いた。彼が剣を抜こうとする動きを見せたため、俺は剣を押さえつけた。

「なんだ……お前、戦闘をしたいのか? その前から背後を取られている時点で死んでるって、お前……。ちゃんと一から訓練をし直せ」

 俺は軽く脇腹に拳を入れた。

「ぐはっ……」

 護衛兵は苦痛の表情を浮かべ、その場に座り込んだ。

「隊長!! 大丈夫ですか!?」

 周りの護衛兵たちが声を上げる。俺は「仕方ないな……」と呟き、回復魔法をかけ、隊長を回復させた。

「くそっ。油断した……」

 隊長と呼ばれた男が悔しげに言った。

「まあ……気にするな。特別なお方だ……。今後、敵意を向けることを禁じるぞ」

 エドウィンは隊長に向かってそう言い放ち、俺との間に距離を取るように促した。

「は、はい……」

 隊長は俯きながら返事をした。俺はエドウィンに忠告する。

「エドウィン、もう少し護衛兵を鍛えた方が良いんじゃないか? 忠誠心はあって良いと思うが……」

 俺の言葉に、護衛兵がムッとした表情をした。しかし、エドウィンは即座に反応する。

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